仙台市 A様邸 バルコニー床補修及びFRP防水工事事例
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アパートのバルコニー床に漏水が有るので、調査して欲しいとのご依頼でした。(A様より) |
バルコニー床補修及びFRP防水工事の流れ
バルコニー床 | コンパネ、塩ビシート、プライマー、エポキシ樹脂、トップコート |
昨年、塗り替えを依頼しました。その際、とても対応がよく、信頼できたので、今回も依頼しました。(A様) |
訪れてみると下の階の軒天部は漏水で塗膜が剥がれていました。床板と桟木は腐食が進んでボロボロの状態にありました。 | 現地調査の結果、漏水の原因は排水ドレンまわりの塩ビシート防水層の亀裂と判明しました。 |
早速大工さんを呼んで補修に取り掛かり、腐食箇所を切断撤去しました。 | 幸い下の軒天部のボードの損傷はなく、剥離した塗装面を塗り替えれば大丈夫そうです。 | 新規の部材を組み直してコンパネを貼り直し、面木を入隅部に取り付けて補修を完了します。 |
既存の床の防水層は塩ビシートを密着貼りした様な仕様で、脆弱を撤去してからFRP防水に取り掛かります。 | FRP防水は下地にプライマーを塗ってからFRPのシートを敷き込み、エポキシ樹脂で補強・密着させで防水と耐久性を強化します。 | この作業を2回重ねた上にグレーのトップコートを施して完了します。 |
施工完了です。溶剤系の材料を使用するため、乾きが早く作業は1日~2日で完成しますが、唯一の難点は溶剤の刺激臭が発生しますので、入居者がいる場合にはサッシは閉めたままのほうが良いでしょう。 | また、FRP防水はウレタン塗膜防水と違って表面はザラザラして防滑機能があり、雨の日や雪の日などは比較的滑りにくいという利点もあります。 |