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築20年を経た木造住宅で今まで塗り替えはやっていません。金属屋根は発錆はなく、塗膜のチョーキングと変退色が見られる程度で比較的良好な状態です。 但し、窯業系サイディングの吹付けリシン面は塗膜の変退色・チョーキングが進み、至る所でサイディングの釘の浮きが見られ、手摺壁外壁は大きく口が開いて内部の木部が不腐食しています。 また、サイディングの縦目地とサッシ廻りシールは硬化・破断・ひび割れが見られ、全面的な打替えを提唱させて頂きました。 |
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屋根 120.0㎡(金属屋根 ブルーブラック)、外壁 吹付けリシン183..0㎡(Hna-232)、軒天51.7㎡(白)、軒樋、竪樋、手摺壁、破風、鼻隠し、 サイディング板目地&サッシ廻りシール打ち替え290m、外壁ひび割れ補修、 |
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18日間 |
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弱溶剤系シリコン樹脂塗料 シリコンルーフ(金属屋根)水性シリコン樹脂塗料 オーディフレッシュsi100(外壁)、水性エマルジョン塗料 水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品) |
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136.5万 |
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ネットで塗替えのお申し込みを頂いた木造の戸建住宅ですが、築20年を経過して初めての塗替えで外壁の痛みが目立ちます。窯業系のサイディングは震災の影響でいたる箇所で釘の浮きが見られ、所々隙間が見えて場所によっては大きく口が開いて内部の木部の腐食も見られます。 補修用に使うビスは4.0φ☓45.0mmのSUSのスクリュービスで、合計100本ほどを打ち替えてサイディングの浮きを抑えました。手摺壁の内部の木部は腐食が見られましたが、しっかり固定してから変性シリコンシーリングで防水処理をします。 サイディングの縦目地とサッシ廻りシールは全て打替えとし、合計290mとなって予定数量より70.0m程オーバーしましたが施主様のご了承を頂きました。安く上げるための「被せ工法」も有りますが、厚さが2.0mm程度しか付かず剥離の可能性も有り耐久性は期待できません。 サイディングの下には防水シートが有るのでめったに漏水することは有りませんが、サッシ廻りの下端などは亀裂が生じると室内への漏水に繋がるため注意が必要です。但し、既存のサッシ廻りシールが薄い場合、撤去の際にサイディングにキズを付けてしまうことも有り、撤去しないで被せ工法にした方が良い場合もあります。 また、サイディングの縦目地などは挙動が大きい為、高モジュラスタイプのシーリング材の場合には剥離が生じやすく、サイディング用の低モジュラスタイプを選んだほうが良いでしょう。 |
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施工前 築20年を経過して外壁塗膜の変退色が進んでいます。 |
施工前 金属屋根は発錆は見られませんでした。 |
施工前 軒樋・縦樋は勾配も良好でアマmmなども見られません。 |
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施工前 バルコニー手摺壁のサイディングが開いて内部木部が一部腐食しています。 |
施工前 震災の挙動の影響と思われる釘の浮き。 |
施工前 テラスの庇は軒天を塗るために脱着が必要です。 |
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金属屋根の高圧洗浄 | 吹付けリシン面はチョーキングが進んで変退色が顕著です。丁寧に洗って汚れや脆弱化した塗膜を除去します。 | エポキシ錆止めの後弱溶剤系シリコン樹脂塗料で中塗り。 |
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サイディングの浮きはSUSビスに打ち替えます。(約100本) | 縦目地シールは硬化・剥離が進んでいるため全面撤去・打ち替えます。 | 出窓廻りも漏水に繋がりやすいためシールは全面撤去・打ち替えします。 |
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口の開いた手摺壁のサイディングSUSビスを打ち替えてシール処理して復旧。 | シーラーは塗料の密着を強化して仕上げ材の吸い込みを防止します。(下塗り) | 耐候性に優れた水性シリコン樹脂塗料を中塗りします。リシン面は仕上げ塗料を多く消費します。 |
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外壁の上塗りによって塗膜厚が付き光沢も出できます。 | 手摺壁ア笠木の上塗り。 | 破風・軒樋・竪樋(ウレタン樹脂2回塗り) |
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施工完了 |
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施工完了 |
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施工完了 | 施工完了 |
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