仙台市青葉区 S様 Tアパート 外壁・屋根塗装リフォーム事例 平成24年6月

築15年ですが一度もメンテナンスをしたことがなかったので、屋根の塗装工事をしてほしいとのことでした。（S様より）

外壁・屋根塗装リフォームの流れ　　　　　　　

	屋根、外壁、軒天、軒樋・竪樋、破風・鼻隠し、鉄骨階段、戸袋		18日間
	強化シーラー、弱溶剤コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料、透湿性塗料、UVプロテクトクリアー、水性シリコン樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料		273万円

このような工事に関しては、ほとんど知識がないため当初は、色々、不安もありましたが見積もりの時点で、細部にわたり、納得いくまで何度も相談にのっていただきました。 他の業者さんへも見積もっていただきましたが金額や信頼性などの面から明和さんにお願いすることにいたしました。（S様より）

施工前の様子です。当初は屋根だけの塗り替えの予定でした。しかし、屋根塗り替えの為には屋根足場が必要なことから、費用は掛かりますが外壁を含めた全体の塗り替えとなりました。	サイディングは若干退色が進んでいました。	南面の様子です。チョーキング程の劣化は見られなかったので、クリアー塗料の塗り替えは可能と判断しました。
1階の廊下の様子です。	施工前の階段の様子です。	コロニアルの屋根は特に劣化が進んでいる状況で、苔や藻の他に多量の粉塵・土砂が堆積していました。
アップにすると苔や藻が堆積している様子が顕著にわかります。幸い、反りやわれ等も殆ど見られず、塗り替えに充分耐えられる状況だと判断しました。

2回部分の下塗りの様子です。	下塗りの後、水性シリコン樹脂塗料で中塗りを施します。	中塗りと同じく、水性シリコン樹脂塗料で上塗りします。
高圧洗浄時は泥汚れが多量に流れましたが、屋根材も半分ほど露出するくらいまで念入りに作業を行いました。	表面が露出した屋根材にエポキシ強化シーラーを充分浸透させます。2度塗りして表面を保護するとともにコロニアルを強化します。この点が最も重要な工程で、これによって屋根材の耐久性が左右されます。	ブラックの弱溶剤コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料で上塗りしていきます。

施工完了しました。シリコン系のこの塗料は紫外線による劣化(黄ばみ等)も改善され、既存の高級感のあるサイディング独特の風合いを残すことができるので、お勧めです。	施工後のサイディングの様子です。塗装に先駆けてサイディング縦目地及び雨掛りのサッシまわりのシールも全て打ち替えとしました。
南面もこの通りキレイになりました。クリアー塗料は劣化の状況によっては塗れないことも有りますので、事前の適正な判断が必要となります。	鉄骨階段・廊下デッキプレートの鉄部塗装・ＰＳ・などの鉄部もしっかり塗装を施しました。
階段・廊下まわりの入隅部には全てシール処理を行い、雨水の流入による発錆の防止措置を講じました。	施工後の屋根の様子です。苔や藻で汚れていた屋根も、見違えるようにキレイになりました。
タスペーサーでしっかり縁切りをすることで、適度な通気性を確保し、屋根材の腐朽を予防します。