仙台市仙台市太白区 Y様邸 外壁・屋根塗装リフォーム例
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ネットで調査診断のお申し込みを頂いた所、築8年にもかかわらずコロニアル屋根に多数のひび割れが生じ、1階のサイディングの板目地シールには剥離現象が生じて雨水が進入する状況でした。 築10年以内であれば新築物件の場合瑕疵担保保険が有り、屋根や外壁の漏水の原因となる不具合については施工者が保証しなければならないという、建築基準法上の定めが有ります。 その為、お客様には、まず施工者(住宅メーカー)に対応を依頼し、保証の範囲で出来るだけ補修を依頼してみては如何ですかとアドバイスをさせて頂きました。 その結果、コロニアル屋根の破損についてはハウスメーカーで無償で対応する事となり、お客様はこの機会に屋根・外壁の全面的な塗り替えを決断されました。ただ、サイディングの板目地シールの打替えについては対象外とされ、今回はお客様の負担にて打替えを実施する事となりました。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
コロニアル屋根 90.0㎡(コーヒーブラウン)、2F外壁リシン 115.0㎡(H22-85C) 1F外壁サイディング 85.0㎡ (シリコンクリアー)、軒天 13.6㎡ (白)、軒樋、竪樋、戸袋、破風、鼻隠し(コーヒーブラウン)、その他の工事 | 24日間 | ||
強化シーラー、コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、UVプロテクトクリアー(外壁)、水性ケンエース(軒天)、シリコン樹脂塗料(鉄部・破風・見附・塩ビ製品) 屋根タスペーサー取付け | 128万 |
外壁サイディングのいた目地シールは後打ちでリ露出しているため紫外線の劣化が進行しやすい。メーカーサイドでは耐久性は8年程度とも言われ、現在主流のシリコン樹脂塗料などと比べても短い。 しかし、今回施工させていただいた建物は築8年でシール材の剥離と硬化が生じ、雨水が進入するため施主様が屋根・外壁の塗替えと共に板目地・サッシ廻りシールの全面撤去打替えを決断されました。 通常、築8年程度であればチョーキングや硬化等はよく見られますが、これほどの劣化状況は余り見られません。調査のためカッターを入れて撤去したシーリング材を確認した所、サイディング用ではない高モジュラスタイプのシーリング材が使われたことに原因があると判明しました。 サイディングは挙動がある部位の為低モジュラスタイプが使用されるべきで、引っ張った時の復元力の大きい高モジュラスタイプは適していません。地震などの挙動があった場合、低モジュラスタイプであれば引っ張られても復元力は小さく剥離は避けられます。 今回の打替えにはサイディング用の低モジュラス変性シリコンを使用しました。 |
施工前 コロニアル屋根には30枚ほどのひび割れが生じていました。(補修済みの状況) |
施工前 |
施工前 塗膜剥がれなども見られず光沢はまだ残り、とかくの保護機能はまだ失われていませんでした。 |
施工前 軒樋・竪樋などの変形や勾配不良も見られず良好な状態でした。 |
施工前 塩ビ製の軒樋・縦樋はやや褪色・チョーキングが進んでいます。 |
施工前 1F外壁サイディングやリシン面は若干の退色が見られます。 |
窯業系の見附や破風などは塗膜の変退色・チョーキング見られます。 | 施工前 |
施工前 板目地シールは硬化が進んで剥離箇所が多く見られます。 |
高圧洗浄 | 雪止め・棟押さえなどの錆止め塗布。 | エポキシ系の強化シーラーを塗布して表面を保護強化し、下地を整えて仕上げ材の密着を良好にします。 | ||
シリコン樹脂塗料の中塗り・上塗り。 |
硬化したシールはカッターナイフを入れて撤去。
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塗料が載るサイディング用変性シリコン(低モジュラスタイプ)を充填。 | ||
ヘラ抑えの後すぐマスキングテープを撤去して完了。 | サッシ廻りシール打替え完了(既存シールが薄く打替えが困難な場合は上掛け対応) | 高圧洗浄 | ||
微細なひび割れに追従して防水効果の高い微弾性フィーラーを塗布(下塗り) | シリコン樹脂塗料の中塗り。 | 耐候性の高いシリコン樹脂塗料を2回塗り仕上げ。 | ||
軒天は透湿性のあるカチオン系軒天専用塗料を2回塗り。 | 塩ビ製の軒樋は丁寧にペーパーを掛けて下地を整えます。 | 1階外壁サイディングは耐候性のあるシリコンクリアー塗料を2回塗り。(UVプロテクトクリアー) | ||
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
テ施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
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