外壁用のシーリング材とは、外壁材の隙間（目地）に充填する「防水材」の一種です。
外壁と共に建物の水密性や気密性を保持する重要な役割を担っています。

主剤と硬化剤の化学反応により硬化する2成分形のシーリング材で、引張応力の低い低モジュラスタイプです。
硬化後は耐候性・耐久性・動的追従性に優れます。
シーリング材に求められる性能を最もバランスよく備えています。
（引用元：シーカ・ハマタイト株式会社）

シーリングの補修方法には、「打ち増し」と「打ち替え」の2パターンがあります。
「打ち増し」は古い目地の上にそのままシーリングを塗り重ねる方法です。古い目地の状態が悪いと上塗りした部分だけ剥がれてしまう恐れがありますが、作業の手間は少ないため費用はお安くできます。
「打ち替え」は傷んだ古い目地を撤去し、新しいコーキング材を充填する方法です。目地撤去の手間がある分、打ち増しよりも費用がかかりますが、傷んだ部分をしっかり取り除くことができます。
それぞれメリットデメリットがありますので、施工する場所やコーキングの状態次第で使い分けることが必要です。