仙台市青葉区 S様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 2016.06
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ネットより見積のお申し込みを頂き、1週間後に建物調査診断書と共にお見積書を提出しました。築24年経過する木造住宅ですが、初めての塗り替えでコロニアル屋根は塗膜剥れと藻・汚れの付着が著しい状況でした。 施主様としては売却も視野に入れたご様子で、屋根のカバー工法などは行わず塗替えで対応する事となりました。外壁はスタッコ吹付けのヘッドカットとなっていますが、経年劣化によるひび割れが生して一部には漏水の可能性も見られました。 ご要望としては屋根の耐久性を維持する事と、外壁からの漏水を防いで10~15年程度は持ちこたえたいというご要望でした。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
コロニアル屋根 129.0㎡(ディープグレー)、外壁スタッコ 166.0㎡(G22-90B) 軒天 26.9㎡ (白)、軒樋、竪樋、戸袋、破風、鼻隠し(ディープグレー)、その他の工事 | 14日間 | ||
強化シーラー、コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、オーディフレッシュsi100(外壁)、水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品) 、ウレタン樹脂塗料 | 110万 |
劣化の進んだコロニアル屋根は高圧洗浄すると塗膜剥れが著しく、エポキシ系の下塗り材は吸い込みが激しく2回塗りとしました。下塗りで保護強化されたコロニアル屋根にシリコン樹脂塗料を刷毛・ローラー塗りで仕上げます。 軒天部は丁寧に高圧洗浄で汚れを除去し、透湿性の有る水性エマルジヨン塗料(ケンエース)2回塗りとします。破風板・鼻隠し・見附け板の木部は浮いた塗膜をペーパー掛けして落としてからウレタン樹脂塗料2回塗りで仕上げます。ここでは丁寧に脆弱化した既存塗膜を丁寧に除去するのがポイントです。 吹付けスタッコの外壁のひび割れは外部専用の補修材を刷り込んで補修し、補修跡が目立たない様に刷毛で散らします。下塗り材は微細なひび割れに対応する微弾性フィーラーを塗布し、シリコン樹脂塗料を2回塗って仕上げます。このスタッコ仕上げは目が粗くローラー塗りでは力を要し、塗布量も通常の1.5~2倍の量が必要です。 戸袋・雨戸は吹付け塗装を3回行い、刷毛・ローラー塗りと違って刷毛目も残らず綺麗な仕上がりとなりました。。 |
施工前 スタッコ吹付けの外壁は汚れが目立ち、木部の破風・見附け板は塗膜剥れが目立ちます。 |
施工前 北面のコロニアル屋根は裳・カビの発生が顕著で、汚れが堆積している状況です。 |
施工前 南面の屋根は塗膜剥れが顕著です。 |
施工前 木部の見附け板は塗膜剥れが全体に見られます。 |
施工前 軒天部は汚れが目鯛美観を残っています。。 |
施工前 ベランダ軒天部も汚れが目立っています。 |
施工前 玄関前吹抜け廻りの外壁も汚れが目立ちます。 |
施工前 北面の吹付けスタッコの外壁は裳・黴・が顕著で、塗膜のチョーキングが進んで保護機能は失われています。 |
施工前 使わなくなったバスケットスタンドは撤去。処分となりました。 |
仮設足場の状況 | 北面のコロニアル屋根は藻の発生が顕著なため時間を掛けて除去します。 | 殆ど剥離した頃にある屋根に保護強化用のエポキシ強化シーラーを2回塗布します。 |
棟押さえ板金・雪止めに錆止めを塗り、屋根用シリコン樹脂塗料を2回塗布。 | 外壁のひび割れは塗膜汚染のない水性の補修材で補修し、補修跡が目立たないよう刷毛で散らします。 | 微弾性フィーラー(下塗り)をダレないようにタップリ塗布して下地を整えます。 |
シリコン樹脂塗料を刷毛塗りの後ローラーで仕上げます。(3回塗り) | 湿気を帯びやすい軒天部は膨れのない透湿性の有る専用塗料2回塗り。 | |
木製の見附け板はウレタン樹脂塗料2回塗り。 | 雨戸・戸袋は廻りを養生してから吹付け塗装3回で仕上げます。 | 木製の濡縁もペーパー掛けの後ウレタン樹脂塗料2回仕上げ。 |
施工完了 |
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