仙台市青葉区 T様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 2016.05
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HPより見積もりのお申し込みを頂き, 1週間後に見積り書と調査診断書を提出させて頂きました。施主様のご要望は、サイディングのイメージをそのまま残したいという点と、南側ベランダ軒天部のシミが気になるので調査して欲しいというご要望でした。 外壁サイディングはまだチョーキングには至らず、光沢も残っていてシリコン系クリアー塗装は可能と判断しました。問題は南側ベランダ軒天部のシミですが、FRP床を調査した結果側溝の出隅部分にひび割れが生じて漏水が発生し、床を解体したところ側溝のコンパネと手摺壁のベニヤ板の腐食が確認されました。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
コロニアル屋根 126.0㎡(黒)、外壁サイディング 226.0㎡ (シリコンクリアー)、軒天 35.7㎡ (白)、軒樋、竪樋、戸袋、破風、鼻隠し(黒)、擁壁 23.1㎡ ベランダ補修&FRP防水 (2ヶ所)その他の工事 | 40日間 | ||
強化シーラー、コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、UVプロテクトクリアー(外壁)、水性ケンエース(軒天)、シリコン樹脂塗料(鉄部・破風・見附・塩ビ製品) セメントフィーラー(擁壁)屋根タスペーサー取付け | 202万 |
コロニアル屋根は反りや塗膜剥がれや殆ど見られず良好な状態でした。高圧洗浄で汚れや東面に見られる藻を丁寧に洗浄し、1日の乾燥期間を経てエポキシ系の強化シーラーを塗布して屋根下地を整え表面を強化します。その後、タスペーサーを挿入してシリコン樹脂塗料を2回塗って仕上げまサイディングの板間目地(縦目地)とサッシ廻りシールは全て撤去・打替えとさせて頂きました。 外壁洗浄の後、軒天を透湿性の有る軒天専用塗料を2回塗布し、2Fのサッシ面をビニール養生して外壁サイディング塗装に取り掛かります。シリコン系クリアー塗料2回塗りですが、塗料がダレない用に均一の塗ってゆくのが大事です。 塩ビ製の軒樋・縦樋や窯業系の破風板・見附け板等はペーパー掛けして目荒しを行い、塗料の付着を良好にして塗膜の剥がれを防ぎます。 問題のベランダの床は雨水の流入で木部の腐食が予想以上に進んでおり、側溝部のコンパネと手摺壁内側のベニヤ板を撤去張替えし、勾配を再調整してからFRP防水を行います。 玄関前の擁壁の塗膜剥れ箇所は下地補修を行い、セメントフィーラーを吸い込みが止まるまで3回塗って仕上がりました。 |
施工前 | 施工前 | 施工前 |
高圧洗浄 藻や土埃が堆積しています。 |
洗浄完了 塗膜剥れが顕著でした。 |
棟押さえ板金の錆止め。 |
劣化したコロニアルは塗膜が剥離して強化シーラーを2回塗りで保護・強化。 | タスペーサーを挿入。 | シリコン樹脂塗料をm中塗り・上塗りの計4回塗りで仕上げます。 |
上塗り完了。 | サイディング板目地・サッシ周りシール打替え。計380m | ヘラ抑え。 |
軒天・外壁の順に洗浄します。 | 軒天は入隅部を刷毛で丁寧に塗りこんでからローラー塗り2回。 | 外壁サイディングも入隅を刷毛塗りします。 |
耐候性に優れたシリコン樹脂クリアー塗料を中塗り・上塗りで仕上げます。 | 塩ビ製の軒樋・縦樋をペーパーで目荒らしして塗料の密着を良くします。 | 細部まで丁寧にシリコン樹脂塗料で刷毛塗りして仕上げします。 |
窯業系成形板の見附板をペーパー掛けしてシリコン樹脂を2回塗り。 | 玄関前の擁壁の脆弱部を皮すきで除去。 | セメントフィーラーを3回塗って吸い込みが止まり綺麗になりました。 |
腐食した側溝・手摺壁の木部 | コンパネ・ベニヤ板の張り替え | 勾配調整してからFRP防水仕上げ |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |