仙台市若林区 Y様 Sアパート 鉄骨階段・手摺リフォーム事例　平成24年4月

首都圏にお住まいのオーナー様の悩みは、地元の管理会社に委託したアパートの管理が行き届かないことに有り、特に5年前に塗装したはずの鉄骨階段・廊下手摺の発錆・腐食の問題でした。 　階段や手摺の鉄骨の接合部や階段の段裏・廊下の天井（デッキプレート）には腐食が見られ、放置すると大掛かりな工事になる状況でした。いずれは屋根・外壁の塗替えを予定させていましたが、今回は至急補修が必要な鉄部のみのご相談を頂きました。

外壁・屋根塗装リフォームの流れ　　　　　　　

	鉄骨階段・手摺		12日間
	セメント系外装パネルｔ＝16.0 手摺壁（ボード張替え）エポキシ錆止め+うウレタン樹脂2回		72.5万

補修の対象は鉄骨階段の支柱取合いや蹴上・桁の発錆・腐食箇所及び手摺スチール枠下端の腐食と、廊下床面からの漏水による天井（デッキプレート）の腐食です。 　一部の腐食したスチール枠は撤去・交換や被せ張りを行い、支柱の取合いや天井面の腐食箇所は鉄板を重ね張りの後塗装し、破損や脱落したボードは全て撤去して外壁パネル（ｔ＝16.0のセメント系）に貼り替え、枠との取合いに雨水の侵入防止の為シール処理としました。

施工前	踏面・蹴上の発錆	階段手摺支柱の取合いは腐食が進行
2F手摺スチール枠下端に雨水が溜まって腐食しています。	ボードは腐食して脱落しています。	2階廊下床面からの漏水が原因で柱とデッキプレート面に腐食が見られます。

 

腐食の激しい手摺下端のスチール枠は撤去・交換。	まだ強度があるスチール枠は鉄板を被せます。	天井デッキプレート面はエポキシ系接着剤で鉄板を張り付けビス止め。
天井面をエポキシ錆止め+ウレタン塗膜防水樹脂2回塗り。	鉄骨の梁も同様。	手摺壁の劣化したボードは全面的に張替え。

 

施工完了　蹴上・桁　手摺枠・ボード	施工完了　デッキプレート
施工完了　手摺枠　ボード	施工完了　手摺枠　ボード
施工完了　手摺枠　ボード	施工完了