仙台市青葉区 T様邸 外壁・屋根リフォーム事例 平成24年8月
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ネットより見積りのお申し込みを頂き、現地調査の後建物調査診断書と見積書を提出させて頂きました。 施主様の希望は窯業系サイディングの現在の風合いを維持したいとのことで、シリコン系のクリアー塗料塗布の希望されていました。古くなったサイディングは劣化が進んでチョーキングがある場合、密着力が維持できないためクリアー塗料の塗布には適しません。 しかし、南面・東面等にはその症状は見られず、1Fのサイディングはクリアー塗装が可能と判断させて頂き施工しました。 また、サイディングの板目字シールは劣化が激しく、雨水が内部に侵入してもおかしくない悪い状況でした。雨水が内部に侵入するとサイディング自体が脆弱化し、北面などは凍害が加わると更に状況は悪化します。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
屋根 131.0㎡(ブラック)、外壁 1F 113.0㎡ サイディング (シリコンクリアー)、外壁2F 76.0㎡リシン(Hana-253) 軒天 32.0㎡ (白)、軒樋、竪樋、戸袋、破風、鼻隠し(ブラック)、その他の工事 | 16日間 | ||
強化シーラー+弱溶剤コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、外壁 UVプロテクトクリアー 微弾性フィーラー+水性シリコン樹脂塗料(外壁)、水性エマルジョン塗料(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品) | 125.0万 |
外壁のサイディングの板目字のシールが硬化・剥離・破断が著しく、サッシ廻りシールと共に全面的に打替えを行いました。
サイディングは新築時の風合いと艶を取り戻し、グレー・ブラック・オフホワイトのコントラストも美しく、イメージが一新されて施主様にはご好評を頂きました。
また、念の為屋根の天窓のゴムパッキンをメーカー協力店にお願いして交換ましたが、メーカーサイドとしては10年毎の交換を推奨しているようです。(日本ベルックス社製)
築後15年経過するコロニアル屋根は劣化が進行しています。 | 日が陰って湿気の抜けにくい北面は特に物発生が顕著です。 | 窯業系サイディングの板目地はシールの硬化・破断・痩せ・チョーキングが著しい状況。 |
サッシ廻りシーリングも同様に硬化・破断が見られ、サッシ下端からの漏水がはッッッ制しやすい状況。 | 外壁の吹付けリシンは大気汚染物質が付着して美観を残っています。 | 塗膜は艶引け・変退色が進んで外壁の保護機能を失っています。 |
足場を仮設してメッシュ養生を行いますが、隣家の車・バルコニーでの洗濯物干し等には事前にお願いします。 | 傷んだ板目字シールは全て撤去・打替えを行います。被せ工法は剥がれやすく薄くて耐久性が有りません。 | 15×10で変性シリコンを打ち込み、紫外線カットの機能のあるシリコンクリアー塗料を塗布します。 |
強化シーラーをタップリ濡れ色になるまで塗布し、下地を整えてコロニアルを補強します。 | 破風板・水切りを耐候性に優れるウレタン樹脂塗料で2回塗りします。 | 中塗りでシリコン樹脂塗料1回めと不完了。更に上塗りを行い塗膜厚を付けると光沢も出てきます。 |
コロニアル屋根 施工完了 | コロニアル屋根 施工完了(タスペーサー挿入済み) |
軒天 施工完了 密着性と透湿性に優れる水性ケンエース2回塗り。 | 塩ビ製の軒樋・縦樋・破風板はペーパー掛けを行なってウレタン樹脂塗料を2回塗布。 |
UVプロテクトクリアーを2回塗りすると光沢が出て、新築時のようなサイディングの高級な風合いが再現されます。 | サイディングのグレー・見附け板の黒・リシン壁のオフホワイトのコントラストが好評でした。 |