宮城県名取市 Y様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 平成24年8月
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ネットでお見積りの依頼を頂き、現地を調査の上1週間後に見積書及び建物調査診断書を提出させて頂きました。 現状、外壁サイディングの塗膜劣化が進行しており、板目字やサッシ廻りのシールの劣化が懸念されていました。施主様はサイディングの上からのパネル張りも検討されたようですが、やはりサイディング独特の風合いを維持されたいというご希望が有り、UVプロテクトクリアー(弱溶剤系シリコン樹脂塗料)の塗替えを決断されました。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
コロニアル屋根 12.03㎡(コーヒーブラウン)、2F外壁リシン 93.0㎡(Hana-201) 1F外壁サイディング 115.0㎡ (シリコンクリアー)、軒天 13.6㎡ (白)、軒樋、竪樋、戸袋、破風、鼻隠し(コーヒーブラウン)、その他の工事 | 18日間 | ||
強化シーラー、コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、UVプロテクトクリアー(外壁)、水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品) 屋根タスペーサー取付け | 140.0万 |
コロニアル屋根の塗膜剥がれが進んでいましたが、コロニアル自体は反りやひび割れ・欠損も見られず比較的良好な状態でした。但し、全般的に塗膜剥がれが進んでおり、シーラーも吸い込みが激しいため全面2回塗りとさせて頂きました。 2F外壁のリシン面はひび割れが見られて微弾性フィーラーの摺り込みを行い、再度全面を下塗りしてからシリコン樹脂塗料で2回塗って仕上げました。1F外壁サイディングは新築時の高級感の有る風合いを取り戻し、2Fのリシン面も光沢が出て美しい仕上げリとなりました。 破風・見附板・軒樋・縦樋は白から黒に変わり、全体が引き締まってコントラストも強調され、施主様には予想以上の仕上りとの評価を頂きました。 |
施工前 | コロニアル屋根は塗膜剥れ・藻&カビの付着が全般的に見られます。 | コロニアルの母材自体は良好な状態を保っています。 |
風雨に晒される軒天は汚れの付着が著しく、軒樋には泥などの堆積も見られます。 | 南面・西面のサイディングの一部にはチョーキングが見られます。 | サイディングの板目字シールは硬化が進み、剥離・チョーキングが広範囲にみられます。 |
高圧洗浄で入念に藻・汚れなどを落として下地を整えます。 | テキ北面の外壁サイディングには藻の発生がみられます。 | 屋根の棟押さえ板金のシールは劣化しやすく、耐候性の有るシリコンシールで打ち替えます。 |
サッシ廻り・玄関扉枠廻りのシールも変性シリコンで打ち替えます。 | コロニアルの塗膜剥がれが顕著なため、エポキシ系の強化シーラーを全面2回塗りして保護・強化します | 強化シーラー塗布後にタスペーサーを挿入します。10ヶ所/㎡ |
破風・軒樋・竪樋はペーパー掛けを行い、ウレタン樹脂塗料2回塗りで仕上げます。。 | 2F外壁のリシン面は微弾性フィーラー+シリコン樹脂塗料2回塗りで仕上げます。 | 1F外壁サイディングを耐候性の有るUVプロテクトクリアー(弱溶剤系シリコン)2回塗りで仕上げます。 |
施工完了 | 施工完了 タスペーサー挿入の状況 |
施工完了 破風・軒樋 | 施工完了 軒天は密着性に優れて透湿性が有るケンエース(水性カチオン型塗料)2回塗りで仕上げました。 |
施工完了 2F外壁リシン面 | 施工完了 バルコニー手摺笠木 |
施工完了 外壁サイディングは新築時の高級感有る雰囲気が蘇り光沢が出ています。 | サッシ廻りシールを打ち替えた上に耐久性の有るクリアー塗料が塗られ、シールの耐久性も向上しました。 |