仙台市泉区 S様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 平成24年12月
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築後30年ほど経過する木造住宅ですが、以前からの漏水が止まらず調査の依頼を頂きました。サッシ廻りや見附板・外壁の出隅には顕著なひび割れが生じており、部分的なコーキングによる補修の跡も有りました。 足場架設後に詳細な漏水調査を行い、既存の不良箇所のシールを撤去して打替え、外壁や水切りの取合い箇所にシールを打ちます。 また、外壁には経年によるひび割れが見られ、外部補修用の水性系外壁補修材を充填します。(シーリング材は含まれる可塑剤が仕上げ塗膜を汚染するので使用出来ません) |
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外壁・屋根塗装リフォームの流れ
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24日間 | |
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エポキシ錆止め+シリコンルーフ2回(屋根)、微弾性フィーラー+オーディフレッシュsi1002回(外壁)、水性ケンエース2回(軒天)、ウレタン樹脂塗料2回(鉄部・塩ビ製品) |
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128万 |
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トタン屋根は以前塗り替えされた様ですが、密着不良で塗膜剥がれが目立ち、雪止めトタンの折り返しには発錆が見られます。金属デッキブラシとマジックロンで錆を除去し、密着性と防錆力に優れたエポキシ錆止めを塗布し、弱溶剤系のシリコン樹脂を2回塗って仕上げます。 既存の外壁はスタッコというセメント系の厚い吹付け材ですが、荒い凹凸のある仕上げ面で微弾性フィラーという厚膜型で透湿性の有る下塗り材を塗ります。この下地材は硬化してからも弾力性を残し、微細なひび割れにも切れにくく防水性が高くなります。 当初予定には有りませんでしたが、ブリキ製の軒樋と縦樋・集水器は勾配が撮れず腐食が見られ、全面的に更新する事となりました。 |
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トタン屋根は塗膜の変退色・塗膜剥がれ・発錆が目立ちます。 | ブリキ製の軒樋は勾配不良で水が溜まり腐食が進行。 | 見切り板と外壁の取合いにひび割れが有り、寝室・押し入れへの漏水に至っています。 |
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外壁はセメント系のスタッコ吹付けで褪色・汚れやヒビ割れが進んでいます。 | 1階北側のトタン屋根は比較的良好な状態。 | 外壁全体に汚れが付着して塗膜は褪色し、保護機能は失われています。 |
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デッキブラシ・マジックロンで錆を除去し、エポキシ錆止めを刷毛・ローラーで塗ります。 | 見附け板と外壁の取合い箇所にはシールを充填。 | 軒天部は透湿性があって密着力に優れたカチオン系の専用塗料を2回塗布。 |
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目の粗い吹付けスタッコ面には微弾性フィーラーを下塗り。弾力性が残り微細なひび割れに追従します。 | 破風板をペーパー掛けして目荒らしを行い、ウレタン樹脂塗料を2回塗布。 | 錆びた面格子もエポキシ錆止めを塗布。 |
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施工完了 | 施工完了 軒樋・集水器・竪樋の交換完了。 |
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施工完了 軒樋・集水器(塩ビ製) | 施工完了 1階北面 |
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施工完了 外壁と水切り取合いもシーリングを充填。 | 施工完了 1階南面バルコニー |