T様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 2017.05
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ネットより見積りのお申込みを頂き10日後に建物診断書と共に見積書を提出しました。 施主様のご要望は、店舗兼住宅が築18年になりサッシ廻りからの漏水や外壁石積み調ブロックのひび割れ、外壁の褪色と汚れの付着を解消したいという点でした。 コロニアル屋根もいろんな業者さんから劣化の指摘を受け、数社の見積りの中から弊社を選んで頂きました。 その他のご要望としては、1階がフランス料理店のため外壁のカラーを一新してボルドー色に変えたいとの意向を伺いました。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
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28日間 | |||
強化シーラー、コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、オーディフレッシュsi100(外壁)、UVプロテクトクリアー(石積み調壁)水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品) | 146.2万 |
コロニアル屋根は高圧洗浄してみると塗膜の剥離が目立ち、一部には母材の割れや欠損が見られて劣化は進行していました。カバー工法の選択も検討されましたが、結果的にエポキシ系の強化シーラーを2度塗りしてコロニアルを強化保護し、シリコン樹脂2回仕上げで施工させて頂きました。 コロニアルのひび割れは5枚ほど見られましたが、部分張替えの場合は下の防水シートを傷めやすいことからシール充填での対応となりました。 外壁サイディングは浮きも見られず良好な状態で、見付板の部分補修程度で済みましたが、1階レストランん正面玄関側の石積み調ブロッックの出隅部分に多くのひび割れが有りました。 変性シリコンを現場で調色してブロックの色に合わせ、2.0~3.0mm程のひび割れに充填して補修を完了しました。また、2階サッシ廻りからの漏水はサッシ枠上端のシールの亀裂箇所が原因と判明し、今回は板間目地及びサッシ廻りシール全ての打替えとしました。 2階外壁の白と1階外壁のボルドー色は個性的な取り合わせですが、石積み調ブロックをクリアー仕上げすると風格も向上し、外壁とも調和して施主様は満足されていました。 |
施工前 | 藻の付着とコロニアル下端の塗膜剥離が見られます。 | 塗膜剥離は全体的に進んでいます。 |
サイディングの板目地シールは硬化して剥離しています。 | 石積み調ブロックの出隅にはひび割れが有ります。 | ひび割れは0.3~0.5mm程度 |
室内への漏水の原因となったサッシ枠上端のシールの亀裂。 | 軒天部は風雨の巻き込みのため汚れが目立ちます。 | 意匠的な化粧板の塗膜剥れ。 |
6寸勾配のコロニアル屋根には屋根足場を架設します。 | ロータリーノズルでの洗浄で藻や脆弱化下塗膜を除去。 | コロニアル屋根のひび割れにはシール充填で対応。 |
塗膜剥離の進んだコロニアル屋根には強化シーラー2回塗りで対応。 | シリコン樹脂塗料2回塗りで光沢が出てきます。 | サイディングの板間目地(縦)は全てシール打替え。 |
軒天部は洗浄後に透湿性・防カビ性のある透湿エマルジョンPを2回塗り。 | 2階外壁中塗り。サイディング横の合わせにも丁寧に刷毛で塗り込みます。 | 1階外壁のボルドー色は中塗り・上塗りで綺麗に仕上がります。 |
石積み超ブロック及び目地には撥水性のあるクリアー塗料を2階塗布。 | 2階外壁の箱文字は小さく、廻りは刷毛でこまめに仕上げました。 | 塩ビ製軒樋は目荒らしのためのペーパー掛けが必須です。 |
石積み調ブロック出隅のひび割れはシール材を調色して充填。 | 1階店舗の排気ダクト廻りは油が固着して専用洗剤で洗浄。 | 見付板のひび割れ箇所を補修材充填で埋め、ウレタン2回で仕上げます。 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |
施工完了 | 施工完了 |