屋根は長年風に晒されて汚れや土埃の堆積が見られ、北面は藻・カビの発生が見られて劣化が進んでいます。ローラーリー式ノズルで丁寧に除去して下地を整え、十分乾燥してから棟押え板金・雪止めの鉄部塗装作業に入ります。　
コロニアル屋根は3.5寸勾配で屋根の水切れは良くないため、追加工事でタスペーサー取付けをお勧めし施工させて頂きました。全体的にはコロニアルの劣化が進んで脆弱化していますので、強溶剤タイプのエポキシ強化シーラー全面2回塗りで保護・強化し、シリコン樹脂2回の計4回塗り仕上げとしました。
　既存のモルタルの吹付けタイル面は目が荒く、微細なひび割れに追従する微弾性フィーラー（下塗り）+シリコン樹脂2回で仕上げます。施主様のご要望で3分艶仕上げです。
　破風は鉄板巻きのため錆止め+ウレタン樹脂2回仕上げ、塩ビ製の樋はペーパー掛けの後ウレタン2回仕上げとなります。