仙台市太白区 S様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 2017.12
|
ネットよりお申込みを頂き1週間後に御見積書と建物診断書を提出させて頂きました。建物は築37年経過するセキスイハイムの軽量鉄骨造りで、10年前に外壁・屋根の塗替えが行われています。 診断の結果、トタン屋根は褪色は見られますが発錆箇所は見られず、外壁のサイディングも浮き・ひび割れも無く良好な状態でした。 但し、金属製の軒天部や玄関庇廻りに発錆又は腐食箇所が有り、またベランダの手摺や床下の根太も腐食が確認されました。施主様のご要望としては、10年前に簡易的な補修で済ませましたが、今回は最後の修繕の為しっかり補修して耐久性を維持したいという点でした。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
|
20日間 | |||
(トタン屋根)サーモアイsi (外壁) パーフェクトトップ、水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料 (手摺、一般鉄部・塩ビ製品) ウレタン樹脂塗料 (日本ペイント) | 156.7万 |
お話によると1階のリビングは夏は暑いという事なので、屋根の塗装仕様は遮熱塗料を提案させて頂きました。色は折半屋根で下から見え難いため、遮熱効果がより高いクールライトグリーンを選択した頂きました。なお、折半屋根の破損が多いビス頭の塩ビ製のキャップは全て交換しました。 スチール製のパラペットは変退色が進んでいますが、錆止めを塗布して外壁とメリハリの有るブラウン系で仕上げました。外壁サイディングは北面の藻や汚れを丁寧に除去し、密着性の良いカチオン系のシーラーを塗布してパーフェクトトップ(ラジカル塗料)2回塗りとしました。この塗料はシリコンとフッソの中間に位置する耐候性を持ち、最近のお客様には特にお勧めしている塗料です。 金属製の軒天部は風雨の巻き込みで湿気を帯びやすいため発錆が各所に見られ、マジックロンで錆を除去してから錆止め+ウレタン2回塗りで仕上げます。錆びた雨戸・戸袋はケレン・錆止め後、刷毛目が残らない様丁寧に仕上げます。 ベランダの手摺及・床下根太及び玄関庇廻り下端の腐食部は板金加工の上被せ工法とし、庇屋根の接合部の隙間は防水テープで塞いで塗装仕上げとしました。 |
施工前 |
施工前 全体的に褪色及びチョーキングが進んでいます。 |
施工前 塩ビ製のビス頭のキャップは紫外線で脆くなっており交換の対象。 |
施工前 スチール製のパラペットの発錆・腐食は有りませんが褪色・チョーキングが見られます。 |
施工前 スチール製の軒天部は不腐食には至っていませんが発錆が目立ちます。 |
施工前 ベランダ手摺の梁・根太の腐食は補修が必要です。 |
施工前 外壁サイディングの褪色・チョーキング・汚れが目立ちます。 |
施工前 手摺格子や雨戸・戸袋も発錆箇所が目立ちます。 |
施工前 勝手口扉・庇屋根換気フードも塗装の対象です。 |
施工前 ベランダ手摺の支柱取り合い部の腐食が6箇所ほど有り、板金被せで対応します。 |
施工前 |
施工前 駐車場のシャター |
施工前 勝手口扉の下端に腐食が見られます。 |
施工前 玄関庇屋根下端に腐食による穴開きが見られました。 |
施工前 玄関扉・スチール枠・柱も塗装します。 |
高圧洗浄作業 | 全面に渡りペーパーを掛けて下地を調整します。 | 密着性の良いエポキシ系錆止めを塗布の後、遮熱塗料(サーモアイsi) | |
パラペットのペーパー掛けも書かせません。 | エポキシ錆止めの塗布。 | 金属製の軒天部は発錆が箇所が多くケレン作業が必要です。 | |
軒天部は錆止めを塗布の後透湿性の有るケンエース2回塗りとします。 | 外壁サイディングの下塗りには密着性に優れたカチオン系シーラーを塗布。 | 中塗り・上塗りはラジカル塗料(パーフェクトトップ)を塗布。 | |
雨戸・戸袋の発錆箇所を丁寧にマジッックロン掛け後塗装仕上げ。 | ベランダ床下の腐食した根太・梁は板金加工して被せ補強します。 | 玄関庇下端の腐食による穴開き箇所は板金被せで補修。 |
施工完了 |
施工前 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |