名取市 S様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 2016.06
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HPより見積もりのお申込みを頂き、建物調査の後に調査報告書と見積書を提出させて頂きました。築10年の建物は屋根・外壁そのものにひび割れ・浮き・発錆などは見られず比較的良好な状態でした。 ただし、2階外壁サイディングのチョーキングが見られた事と、サイディングの板目地及びサッシ廻りシールの硬化・チョーキングが有り、施主様としては深刻なダメージを受ける前に塗り替え・打替えを希望されていました。 特に、比較的健全な1階外壁サイディングには劣化が進む前にクリアー塗装仕上げを希望され、シールの打替えと共に充実した塗替え工事を選択されました。 必ずしも高額な塗料を使った塗り替えがベストとは言い切れず、全体的なバランスとご予算を考慮し、定期的に塗り替えを実施する事で建物を適正に維持する事も選択肢の一つと言えるでしょう。 |
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21日間 | |||
浸透性シーラー、シリコンルーフⅡ(屋根)、オーディフレッシュsi100(外壁)、UVプロテクトクリアー(石積み調壁)水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品) | 139.8万 |
足場を架設したら最初の作業は外壁板目地とサッシ廻りシールの打替え作業です。選択肢としては打替えでなく増打ち(かぶせ工法)も有りますが、弊社ではお客様のご予算の許す限り打替えをお勧めしています。被せ工法の場合厚みが0.3mm程度で耐久性が低いため、厚みが1.0cm位になる打替えの方が遥かに耐久性が有ります。 屋根・外壁の高圧洗浄後サッシ廻りや玄関廻りの養生を行い、最初は屋根の塗装から作業は始まります。横葺きの金属屋根は雪止め・胸押さえ板金・横葺き下端に刷毛で丁寧に錆止めを塗り、ローラーで全体を塗って錆止め・中塗り・上塗りと進みます。 軒天部は見た目以上に汚れが見られましたが、高圧洗浄で除去してから軒天専用で密着力のあるの水性ケンエース2回塗りで仕上げます。 窯業系成形版の破風板や塩ビ製の軒樋は塗膜剥がれが起きやすいため、丁寧なペーパー掛けが欠かせません。 2階の外壁サイディングはシリコンの単色塗りを選択して頂き、1階サイディングはシリコンクリアー仕上げとし、高級感の有る美しいサイディングの風合いを残す事が出来ました。 |
施工前 金属屋根の塗膜の退色・艶引けが見られます。 |
施工前 軒樋には土砂やゴミの堆積が見られます。 |
施工前 軒天は風雨により汚れの付着が有ります。 |
施工前 破風・軒樋はチョーキング・退色が見られます。 |
施工前 2F外壁サイディングは退色が進んでいます。 |
施工前 2Fサイディングのチョーキング。 |
施工前 ベランダ手摺壁のサイディングは退色・チョーキングなどもなく良好。 |
施工前 ベランダ手摺壁の内側は汚れ・カビの発生が見られます。 |
施工前 外壁サイディングの板目字・サッシ廻りシールは硬化しています。 |
施工前 |
施工前 | 施工前 |
金属屋根の高圧洗浄 | 軒天は大気汚染物質により意外と汚れています。 | 金属屋根の下端に刷毛を入れてからローラーでエポキシ錆止めを塗ります。 |
雪止めはペーパー掛けの後に錆止めを塗布。 | 雪止め・棟押え板金と共に錆止め完了。 | 同じく下端を刷毛塗りしてから中塗り。(シリコン樹脂塗料) |
上塗りを行う事により膜厚が付いて光沢も出てきます。 | 軒天の入隅部を刷毛塗りします。 | 軒天は透湿性の有る水性のエマルジョン塗料を2回塗り。 |
紫外線で劣化が進んだ軒樋もペーパー掛けの後ウレタン樹脂塗料2回塗り。 | 窯業系成形版の破風板のパーパー掛け。 | ウレタン樹脂塗料2回塗り。 |
2F外壁サイディングは浸透性シーラー塗布後に中塗り・上塗り。 | 外壁上塗り状況。 | サイディング板目時及びサッシ周りシールはすべて打替え。 |
1F外壁サイディングはチョーキングもなく浸透性シーラーで下塗り。 | 耐候性に優れたシリコンクリアー塗料を上塗エイ仕上げします。 | 最後は土台水切りを2回塗りして完了。 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
施工完了 |
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