仙台市青葉区 アスンシオン鷺ヶ森 屋根・外壁塗装工事　2022.11

築後33年経過する木造アパートですが、トタン屋根の発錆が進んで塗膜剥がれや褪色が進んでおり、外壁のサイディングは手摺壁鉄板笠木のジョイン部より雨水が侵入し、内部の木部腐食とサイディングの劣化が著しい状態でした。 　オーナー様のご要望は劣化した外壁サイディングの補修と、全体的なイメージの一新を図ることに有りましたが、ご指定の色彩もきれいに仕上がり良い評価を頂きました。

	トタン屋根 180.0㎡（コーヒーブラウン）、外壁サイディング 343㎡ （NO-30 22-85A） 軒天 79.0㎡ （白）、軒樋、竪樋、破風、手摺、鉄骨階段、廊下床防水、サイディング不良箇所張替え、メーターB、玄関枠、バルコニー隔て板、手摺壁笠木 、鉄骨階段塗装、軒天一部張替え、柱補強、竪樋交換、外壁目地・サッシ廻りシール打ち替え・デッキプレート腐食部補修(金属パテ処理)		28日間
	サーモアイsi(屋根)、オーディフレッシュsi100(外壁)、水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品)　共用廊下床(パライージー防水)		360.0万

サイディングは一部の張替えと剥がれや欠損部の補修行い、板目地とサッシ廻りの雨掛り箇所シール打替えを行い塗装仕上げとしました。特に、手摺壁天端の鉄板笠木ジョイン部からの雨水の侵入により、内部の木部は腐食して強度の低下も見られます。  鉄骨階段の段裏や共用廊下天井のデッキプレートは漏水による腐食が進み、浸透性の錆転換材を塗布して仕上げましたが、柱の一部の腐食箇所は金物を製作の上補強を行いました。 鉄骨階段踏面や共用廊下のモルタルの床面はサンダー掛けを行い、防滑仕上げのパライージー防水を行い、防水性の向上と美観の向上を図りました。

施工前 外壁は褪色と汚れが目立ちます。	施工前 トタン屋根の下端は発錆が進み、チョーキングが進んでいました。	施工前 外壁サイディングの剥がれが数多く見られます。
施工前 南面ベランダ手摺の鉄板笠木からの雨水の侵入により外壁が傷んでいました。	施工前 竪樋が詰まって雨水があふれ出し外壁に流れて内部木部の腐食が見られます。	施工前 サイディングはｔ＝12.0ｍｍの古いタイプで適合品番入手が困難でした。
施工前 コーナー部も撤去して交換します。	施工前 雨水の侵入によりサイディングの剥がれが見られます。	施工前 軒天部はカビと思われます。。
２階ベランダ手摺壁の内側は特に痛みが激しい状況です。	塗膜のチョーキングが進んで保護機能は失われています。	共用廊下天井のデッキプレート腐食部。
1F廊下天井のケイカル板の破損は2F床からの漏水によるものです。	鉄骨階段の踏面・蹴上の隙間から雨水が侵入して段裏の発錆に繋がっています。	1F廊下のモルタル床面。
1F廊下外壁のチョーキング・建具周りのシールの劣化が目立ちます。	階段蹴上・踏面からの漏水による不腐食。	鉄骨の柱は腐食が進んで強度が低下しています。

横葺き屋根下端にも錆止め材塗布します。	2Fの部屋の暑さ対策の為遮熱塗料3回塗りとしました。	窯業系板の破風板はペーパー掛けの後ウレタン２回塗り仕上げ。
サイディングの縦目地及び掛りサッシ廻りシールの打替え。	階段手摺壁のサイディング張替え。	廊下の防水性低下による漏水により天井木部が腐食していました。
手摺壁笠木からの漏水による木部の腐食。	外壁・コーナー部の張替え。	漏水で腐食した柱の補強。
2Fベランダ手摺壁の内側は痛みが激しくケイカル板張り+シールとしました。	サイディング張替え後の状況。	サイディングの剥がれ・欠損部の補修はALC用の補修材を使用。
外壁塗装は密着性に優れたカチオン型シーラーを塗布しシリコン２回仕上げ。	メーターボックスは扉両面とも錆止め＋ウレタン２回仕上げ。	発錆の進んだ鉄骨階段段裏の錆止め。
窯業系成形版の見附板はペーパー掛け+ウレタン２回仕上げ。	モルタル面の階段踏面・廊下の床は密着性向上の為サンダー掛けが欠かせません。	防滑性のあるパライージー防水で廊下床面と階段踏面を仕上げます。

施工完了	施工完了
施工完了	施工完了
施工完了	施工完了