仙台市泉区 N様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例 平成24年11月
|
築36の木造家屋で10年前に塗替えを行っていましたが、コロニアル屋根の劣化が進行し、塗膜剥がれの他にコロニアル自体の劣化が目立ちました。 塗装をするか屋根のカバー工法を行なうかの選択になりましたが、今後、10年間の耐久性があれば良いという状況のため、結果的に屋根を補修して塗り替えを行なう事となりました。 |
外壁・屋根塗装リフォームの流れ
コロニアル屋根 130.0㎡(コーヒーブラウン)、外壁リシン 142.0㎡(Hana-235) 軒天 42.0㎡ (白)、軒樋、竪樋、戸袋、破風、鼻隠し(コーヒーブラウン)、その他の工事 | 24日間 | ||
強化シーラー、コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、オーディフレッシュsi100(外壁)、水性ケンエース(軒天)、ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品) | 129万 |
コロニアル屋根の1階北側は冬期の積雪による凍害で劣化が激しく、本来であれば全面屋根の葺き替えかカバー工法を行なうのがベターな選択です。しかし、施主様のご事情により出来るだけ補修を行い、最低必要限度の耐久性を持たせて塗替えを行なう方法を選択頂きました。 補修対象は1階屋根のコロニアルの割れ・塗膜剥がれと、1階・2階のコロニアル軒先の脆弱化対策です。結局、傷んだコロニアル屋根にシール材を接着剤としてカラー鉄板を37ヶ所を被せ、軒先はコロニアルの間に幅15.0cm程のカラー鉄板を差し込んで補強するものです。 2階屋根の腐食した棟木は全て交換し、新たにカラー鉄板を張り替えした上で塗装しました。 コロニアル屋根は高圧洗浄して乾燥後強化シーラーを2回塗り、シリコン樹脂塗料を2回塗って仕上げます。 外壁のひび割れ箇所は外部専用の補修材で埋めた後、微細なひび割れに対応する微弾性フィーラーを塗布してから水性のシリコン樹脂塗料2回塗りで仕上げます。 作業の際には職人に色々とお気遣いを頂き誠に有難うございました。今後、お気づきの点が有ればお気軽にお声がけ下さい。 |
施工前 棟押さえの釘は多くが浮いていて強風で吹き飛ばされる恐れがありました。 | 1階北側のコロニアル屋根は凍害の影響でひび割れ・塗膜剥がれが著しい状況でした。 | 1階屋根の軒先も脆弱化していて強化する必要有ります。 |
軒天部には雨水が侵入した形跡が有り、防水シート劣化の可能性もありました。 | 外壁の吹付けリシンは褪色・チョーキングが進行して保護機能は失われています。 | 玄関前のパラペット下軒天部に漏水の後が見られます。 |
棟木は雨水が侵入して劣化し、多くの釘は浮いて強度が保たれていません。 | 棟木を撤去して全て交換します。 | 棟押さえ板金も張り直します。 |
傷んだコロニアルは部分的な被せ工法で対応しました。(釘は打たずにシールで両面接着) |
合計37箇所を被せて補修完了。 部分的な張替えは作業にさい防水シートを傷つける恐れがあります。 |
外壁・軒天の洗浄作業 |
入隅部分を丁寧に掃け塗りこみます。 | コロニアルの痛みが激しいため強化あシーラーを全面2回塗り。 | シリコン樹脂塗料を2階塗って仕上げます。(3回塗り) |
微細なひび割れに対応する微弾性フィーラーを塗布。 | 軒天は剥がれにくい水性カチオン系の専用塗料を2回塗布。(水性ケンエース) | 外壁は水性シリコン樹脂塗料で2回塗って仕上げます。(オーディフレッシュsi100) |
二期土井・縦樋はペーパー掛けの後ウレタン樹脂塗料を2回塗布。 | スチールの雨戸はペーパー掛けの後ウレタン樹脂塗料を2回吹付け。刷毛目が出来ずきれいな仕上り。 | 傷んだ化粧合板の玄関の軒天部も明るい色で塗り替えます。(水性ケンエース) |
施行完了 2階コロニアル屋根 |
施行完了 2階コロニアル屋根軒先部&軒樋。 |
施行完了 1階北側コロニアル屋根 |
施行完了 軒天部&外壁 |
施行完了 1階出窓トタン屋根 |
施行完了 1階 スチール雨戸 |
施行完了 2階 ベランダ廻り外壁 |
施行完了 玄関 パラペット&軒天部 |