破風とは、切妻屋根の三角形になっている斜辺部分のことで、そこに取り付けられている板を破風板（はふいた）といいます。
破風は風雨や日光から屋根を守る役割を持っています。屋根は上からの雨や風に対しては強い構造ですが、横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。破風があることで、屋根裏に侵入する雨風を妨ぐ効果があります。

破風板は雨の浸入を防ぐ役割ですが、防水性が劣化すれば雨水が屋根に入り込みやすくなります。屋根に雨水が入ることで雨漏りの原因となり、知らないうちに屋根裏が雨水で腐食していたという事態にもなりかねません。
また、破風板が腐食することで、屋根材や外壁材へも腐食が進んでしまう危険性もあります。破風板が傷みだしたら、早めに診断やメンテナンスをするのがおすすめです。

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（引用元：日本ペイント）