縁切りとは、コロニアル屋根（スレート屋根）の屋根材の間に、カッターなどを使い隙間をあける作業です。
屋根材同士の隙間が狭すぎる場合、毛細管現象によって屋根の内側に水を吸い上げてしまい、内側が腐食してしまいます。「縁切り」をすることで、屋根材同士に適度な隙間を作り、浸水や結露の発生を防ぎ、屋根裏の腐食を防止することができます。

縁切りは「タスペーサー」を利用する場合が多いですが、屋根材や劣化の状態によってタスペーサーが使用できない場合もあります。
以下のような場合はタスペーサー取り付けができないため、手作業での縁切りをおすすめしています。
・屋根材の劣化が激しい場合
・屋根材の下にある野地板が劣化している場合