築19年の軽量鉄骨造りのセキスイハイムの屋根・外壁塗装を施工させて頂きました。
- 住宅塗替え事例
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14年前にご自宅の塗替えを施工させて頂いたお客様よりお声がけを頂き、会社の社宅として使用している住宅屋根の塗替えの依頼を頂きました。
地域 | 仙台市宮城野区 |
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施工箇所 | トタン屋根・軒天・軒トイ・竪樋・外壁のひび割れ箇所 |
施工内容 | 屋根塗装・ (錆転換材+エポキシ系錆止め材+エポキシ樹脂系錆止め材+シリコン樹脂塗料2回)・ |
工期 | 21日間 |
施工費用 | 135.0万 |
築年数 | 築40年以上 |
使用商材・建材 | 屋根:錆転換材 「サビキラープロ」 BAN :エポキシ系錆止め材「1液ファインデクロ」 日本ペイント :シリコン樹脂塗料 「シリコンルーフⅡ」 日本ペイント |
築後40年以上経過するトタン屋根は塗替えをされた様子は無く、発錆が広範囲に広がり劣化が進行していました。
弊社としては、塗装は可能ですが塗替えしても耐久性は期待できない旨を説明させて頂きましたが、施主様としては長期間の耐久性は期待されていない為カバー工法は見送りとなりました。
トタン屋根の発錆が広範囲に広がり、ケレンすると薄くなり穴が開く状況と判断し、今回は浸透性錆転換材の「サビキラープロ」を腐食部・発錆部に塗布し、その後エポキシ系錆止め材を全面塗布するという2段構えで対応しました。
この浸透性錆止め材は鉄骨階段や機械式駐車場パレットの腐食箇所に多用していますが、赤錆に浸透して黒錆に転換させて安定錆とし、発錆や腐食の進行を抑える効果が期待出来ます。
また、ベニア製の軒天部は湿気が籠ることにより腐食や剥がれが進み、全体の半分ほどをケイカル板張替えとし、傷みや脱落が顕著な塩ビ製の軒樋・竪樋は全て交換を提案させて頂きました。
トタン屋根の防錆対策として錆転換材「サビキラープロ」を使用する場合は2回塗りが原則で、下塗り材のエポキシ系錆止め材との併用により防錆効果は高まります。水性系で仕上げ材のウレタンやシリコンなどとの親和性も良く密着は良好です。 40数年を開花した軒天部は木製のベニア板の為、長年の湿気の滞留により剥がれや脱落が見られ、多くをケイカル板張替え対象とさせて頂きました。また、傷んだ塩ビ製の軒樋・竪樋は塩ビ層が剥離して金属が露出し錆びており、全面撤去の上新設させて頂きました。