
築19年の軽量鉄骨造りのセキスイハイムの屋根・外壁塗装を施工させて頂きました。
- 住宅塗替え事例
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築40年経過する木造の住宅ですが、屋根のカバー工法以外に一度も外壁塗装をしていなかったとのことで、さまざまな個所に不具合が発生していました。
これからも快適にお過ごしいただけるように、外壁塗装と合わせて不具合部分は徹底的に修理を行うことで、見違えるほどきれいで快適なお家に生まれ変わりました。
地域 | 仙台市青葉区 |
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施工箇所 | 外壁・付帯部・換気口・ベランダ幕板・軒樋 |
施工内容 |
外壁塗装 付帯部塗装 シーリング打ち替え 換気口交換 ベランダ幕板取り付け 軒樋勾配調整・一部交換 |
工期 | 12日間 |
施工費用 | 132万 |
築年数 | 築40年 |
使用商材・建材 |
外壁:パーフェクトトップ(19-50F) 軒天:水性ケンエース(白) 鉄部・塩ビ製品:ウレタン樹脂塗料 |
築40年経過する木造の住宅ですが、屋根のカバー工法以外に一度も外壁塗装をしていませんでした。そのため、外壁や軒天には大気汚染物質による汚れやカビが発生し、サイディングの一部には雨水の侵入による損傷が見られました。
外壁の板目地シールとサッシまわりのシールは硬化して隙間が生じ、南面の軒樋は勾配不良で雨水が流れない状況でした。
軒天や外壁は入念に洗浄作業を行い、外壁の板目地とサッシまわりのシールは変性シリコンに打ち替えました。勾配不良の南面の軒樋は一旦外し、一部を上吊り金物と共に交換して調整しました。
外壁の破損個所は速乾性の変性シリコンシール材で補修し、アンダーフィーラーを厚塗りしてパーフェトトップ(ラジカル塗料)仕上げとしました。
また、風化した塩ビ製の換気口を6ヶ所を交換しましたが、外壁と室内の空気の流通が不十分だったため、Φ100の穴を空け直して換気を良くしました。また、ベランダの金物脱落部には幕板を製作し、端部にシールを打つことで床からの雨水の掃けを良くしました。
施工前の外観のお写真と、各部の詳細です。
軒天はフードからの排気で汚れ、軒樋は勾配不良で雨水の流れが良くありませんでした。
また、北面のリシン吹きの外壁はカビによる汚染で黒ずみ、樹脂製の換気口は風化してボロボロの状態でした。
サイディングの欠損箇所が見られるだけでなく、サイディングの板目地シールとサッシまわりのシールは硬化して痩せており隙間から雨水が内部に侵入していました。
また、2Fのベランダは床のアルミ水切りが脱落したことで幕板にまで雨水が流れて汚れています。
そして玄関屋根のコロニアル屋根はコケが発生していました。
洗浄作業はコケやカビ、藻などの汚れや、古い塗料を取り除くために行います。
外壁や屋根が汚れたままの状態で新しい塗料を塗ると、塗料が壁にうまく吸着せずにすぐに塗膜が剥がれてきてしまい、本来の効果を発揮することができません。
塗装後の美しさを長持ちさせるために高圧洗浄は重要な作業です。
シーリング作業は、外壁材のつなぎ目や外壁とサッシの隙間など動きの多い目地、または隙間などに防水性や気密性などを確保するために行います。
シーリング作業を行うことによって、建物の隙間からの雨水の侵入を防ぐことができます。また、欠損部は速乾性の変性シリコンで補修しました。
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて塗装します。
下塗りは外壁塗装において、外壁と塗料を密着させる接着剤のような重大な役割を担っています。下塗りが完了しましたら、凹凸面のないなめらかな下地をつくるために中塗りを行います。
中塗り完了後、上塗りを塗り重ね塗料の性能を十分に発揮させながら均一で美しい塗膜に仕上げます。
軒天は透湿性塗料2回塗りを、ベランダのスチール笠木はサビ止めを塗布した後にウレタン2回塗りを施しました。
また、軒樋は勾配不良で雨水の流れが良くなかったため勾配調整を行い、ケレンで下地調整を行ってからウレタン2回塗りを施しました。
玄関のコロニアル屋根は溶剤系シリコンを2回塗りしました。
風化しボロボロで換気口として機能していたなかった換気口は取り外し、より換気を良好にするためにΦ100の穴を空けて新たな換気口を取り付けました。
施工後の外観のお写真です。
淡い茶色のような胡桃色で塗装したことでナチュラルな和モダンテイストに仕上がりました。